百人一首の秘密―驚異の歌織物 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
百人一首は、タテ一〇首・ヨコ一〇首の方形のわくのなかに、百首をある特殊な順序で配列することによって、上下左右に隣り合うすべての歌どうしがなんらかの共通語=合せ言葉によって全部ぴったり結ばれあうという、まことに奇抜な構造をもっている。著者は本書において、歌織物=「言葉合せのジグソー・パズル」を解読し、同時に、なぜ定家がかくまで辛苦を払って至難の歌織物をつくったのか、定家をそこまで駈り立てた動機はなんだったのかという定家の心情、内面の問題についても解明した。
内容(「MARC」データベースより)
百人一首を歌織物=「言葉合せのジグソー・パズル」と定義して解釈し、定家がなぜこの至難の歌織物をつくったのか、そこまで駆り立てた動機はなんだったのかという心情・内面の問題についても解明を試みる。81年刊の新装版。
使える!『徒然草』 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
『徒然草』は上達論のテキストである!? 「一点突破主義」「恥を捨てる技術」「得意分野の見つけ方」など齋藤流の古典活用法を披露する。『徒然草』を教科書では、「無常観に基づいて人生観を綴った随筆」と教える。しかし、それだけでは読みが浅い。現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。
たとえば、「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ」(初心者が二本の矢を持ってはいけない)という第九十二段では、「集中力を高める」秘訣を教える。また、「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし」(たとえ本心でなくても賢人に学ぶ人が賢人である)という第八十五段では、真似ることで技が磨かれるという。『徒然草』は上達論として読める古典なのだ。その他にも、「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「嫌な気分を整理する方法」など、先人の智恵から多くのインスピレーションが得られる。
「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と著者は語る。教科書では教えない「平成徒然草」の読み方を紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
『徒然草』を古典の授業だけのものにしておくのはもったいない。現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。「集中力を高める」「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「余韻を残す心遣い」「嫌な気分を整理する方法」…。先人の知恵からインスピレーションをどうやって得るのか、斎藤流の手法で紹介。「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と語る。教科書には載っていない「平成徒然草」の読み方。
古事記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
8世紀初めに成立したわが国最古の歴史書・文学書.天地開闢に始まり,伊邪那岐命・伊邪那美命の国生み神話,須佐之男命の大蛇退治など,神代から推古天皇にいたる皇室の系図を中心に,古代の神話・伝説・歌謡を記す.
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
8世紀初めに成立した現存するわが国最古の歴史書・文学書。数多い口伝えを、天武天皇が稗田阿礼に命じて覚えさせ、元明天皇が太安万侶に書きとめさせたもの。天地開闢に始まり、伊邪那岐命、伊邪那美命の国生み神話、須佐之男命の大蛇退治等、神代より推古天皇に至る皇室の系譜を中心に、わが国古代の神話・伝説・歌謡を広範囲に収録。
ビギナーズ・クラシックス 万葉集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
名歌140首を丁寧に解説。万葉集が不思議なほどよく分かる!楽しめる!
日本最古の歌集万葉集から名歌140首を選び丁寧に解説。歌に生き、恋に死んだ人々の歌を、しみじみ味わう本。参考情報を付しながら、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。ビジュアル面も充実。
内容(「BOOK」データベースより)
さまざまな階層の人々が自らの心を歌ったわが国最古の歌集「万葉集」から名歌約140首を選び丁寧に解説。参考歌を含めて約200首を収録。参考情報を付しながら、歌に託した万葉人のさまざまな思いがよくわかるように構成。原文も現代語訳も総ルビ付きで、朗読にも最適。
知ってる古文の知らない魅力 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
超有名古文の一節に未知なる魅力を見出す。
「春はあけぼの」「祇園精舎の鐘の声」……古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句に、連なってゆくまでの流れ、そこから新たに生まれる流れを辿ってゆく。
内容(「MARC」データベースより)
徒然草の有名な書き出し「つれづれなるままに、日ぐらし…」、実は兼好法師のオリジナルじゃない!? ひとつの表現が作品から作品へと旅をしていく魅力、いわば「表現の連鎖」の面白さを、誰もが知っている古文から探る。
古事記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
『古事記』の撰者は藤原不比等である。この大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその現代語訳に挑戦した記念すべき作品。日本語の祖語が保存されているアイヌ語を駆使して、「枕詞」など、従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』の撰者は藤原不比等である。稗田阿礼という人物は、藤原不比等以外に考えられない。「原古事記」には柿本人麿もかかわっていたのでは?このような大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその『古事記』の現代語訳に挑戦した記念すべき作品。アイヌ語は縄文時代ゆかりの日本語の祖語と考える著者は、アイヌ語を学びなおして、「枕詞」など従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
新訂 新訓・万葉集〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『万葉集』20巻は世界に誇るわが国最古の一大歌集であり、日本人の魂の故郷というに相応しい古典である。無名の人民から大詩人・貴族・天皇まで前後4世紀余にわたるその収録歌はおよそ4500首を数える。上巻には巻1~10を収録。柿本人磨・山部赤人・大伴旅人・山上憶良ら代表的な万葉歌人たちの作が巻3に集中して現われる。
雑兵物語・おあむ物語 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「雑兵物語」は下卒練武の要訣として江戸時代を通じて心ある武人の間に珍重された書,雑兵30名の功名談,失敗談,見聞談等の形式を借りたいわば物語,戦訓である.「おあむ物語」「おきく物語」はいずれも干戈の際城中に在った女性の体験を記した書として興味あるとともに口語史上注目さるべき書.
内容(「BOOK」データベースより)
「雑兵物語」は足軽・草履取りなどいわゆる「雑兵」の功名談をもとにした一種の戦陣訓。関ケ原の合戦、大坂落城の見聞録二編を併収。
大和物語(下)全訳注 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
歌にまつわる小さな物語の章段からなる『大和物語』は、前篇の宮廷歌語りから、後篇は口碑・伝説が中心となる。生田川伝承、猿沢の池の采女入水譚、安積山伝説など時代の運命に流れゆく人間のはかないさだめや憂愁、また、男と女の悲しい巡り合いが哀切に語られてゆく。全篇で実在の人物が百人余登場し、遍照の出家と放浪に終わる、「あはれ」に満ちた説話集の名作の全訳注。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
雨海 博洋
1924年、茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。二松学舎大学文学部教授・学長を経て、二松学舎大学名誉教授。日本文学風土学会顧問
岡山 美樹
1958年、東京生まれ。東京女子短期大学部教養科卒業、慶應義塾大学(通信教育課程)を経て、二松学舎大学大学院博士課程修了。相模女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新釈雨月物語;新釈春雨物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
世にも清潔に、かつ澄みきった怖ろしさ、凄さ!魔道に堕ちた上皇の苦悩をえがく傑作「白峯」、人間の羈絆を脱して鯉に化した僧の眼にうつる絶美の自然をえがく「夢応の鯉魚」…作者上田秋成による透徹した美の追求から創造された彫刻的な文体を、独行好学の作家の創意にみちた現代語訳で贈る。
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